M2 MacBookAir|WWDC2022で発表された気になるハードウェアとソフトウェア

みなさん、こんにちは。

先日、AppleのWWDC2022がありました。
今更ながらWWDCとは何かと言いますと、Appleの開発者向けの基調講演になります。

ここ数年はコロナの影響でオンライン開催のみでしたが、今年は久しぶりの現地開催もあり、招待された方たちは大いに盛り上がったようです。

基本的には新しいソフトウェアやOSなんかの発表がメインなのですが、まれにハードウェアの発表もあったりします。
今年のWWDCではソフトウェアの発表に加えて、ハードウェアの発表もありました。
今回はみなさんも気になってる新しいハードウェアの内容について、簡単にご紹介したいと思います。

今回の構成としてはこの3つ
1.M2 MacBookAir
2.新しいmacOS Ventura
3.買う?買わない?

それでは行ってみましょう。

M2 MacBookAir

ここ最近のWWDCではソフトウェアの発表がメインだったので、久しぶりのハードの登場です。

登場したのは新しいMacBookAir

ちょうど一年半前に発表されたMacBookAirがリニューアル。
その当時M1チップというApple独自のチップセットを搭載した初号機として、驚くほどの高性能と低消費電力で世間の注目を総ざらいしたM1 MacBookAir

ただ僕が残念に感じたのは中身は全く新しいスペックになっていても、筐体は変わらなかったこと。
M1チップというAppleとしてもチャレンジングな取り組みに対して、有り物の筐体で様子を見るというのはある意味仕方なかったのかもしれません。

そして今回、満を持して、ついにMacBookAirがオールニューでリリースされました。

チップセット

まずはチップセットについてです。
チップに関しては第2世代のAppleシリコン「M2チップ」搭載しています。
CPUは8コア、GPUは最大10コア。
メモリは最大24GBまでカスタマイズ可能、メディアエンジンも搭載してグラフィック性能も大きく向上しています。
CPU性能に関しては、M1チップに対して約18倍、GPU性能に関してはM1の約35倍となっております。
どこまで体感できるかは不明ですが、M1で唯一気になっていた4K動画の書き出しがどこまで短縮できるのか、非常に楽しみです。

外観デザイン

そして外観について。
やっぱり新しいデザインのデバイスが登場すると心踊ります。
今までの少し丸みを帯びたクサビ型のデザインから、僕の持っているこのMacBookProのような直線的なデザインになりました。
しかもAirだけあって薄い。
僕的にはこのデザインはかなりアリです。

そしてカラバリもミッドナイトとスターライトが加わり、4色展開となりました。
そういったとこはカジュアルさが残ってていいですね。
僕はMacはシルバー一択なんですが、このミッドナイトなんか、めちゃめちゃクール。

本体重量もM1 MacBookAirに比べて50g軽くなっています。
スペック上の数字だけで、どこまで体感できるか分からないですが、軽量化されてきました。

ディスプレイ

ディスプレイも今までのレティーナからリキッドレティーナにアップデートされました。
XDRまではいかないにしても、十分高性能なモニターとなっています。
モニターサイズも13.3インチから13.6インチに少しだけスケールアップしました。
スケールアップというよりもモニターサイズ自体はあまり変わらずベゼルが細くなって表示領域が広がった感じですね。
モニターの見た目もスッキリして、より没入感の高い体験が得られると思います。

ポート類

そしてポート類もアップデートされています。
もともとM1 MacBookAirのときの不満としてはポートの少なさがありました。
今回、基本的な拡張ポートはサンダーボルト2基とイヤホンジャックは変わらないのですが、マグセーフ充電が追加されました。
小さいアップデートですが、MacBookAirの拡張性を求めてた人には刺さるアップデートです。

その他

あとは内蔵カメラが1080Pに対応したり、スピーカーが4スピーカーになったりと、よりMacBookProの下位互換モデルとして近づいてきました。

価格

そして価格です。
やはり円安の影響もあって、お値段は少し高め。
1番の吊るしモデルでも約16万4,800円から。

ただチップセットも筐体もフルモデルチェンジなので、これくらいの価格は妥当なのかな、という気もしなくもないですが、
やっぱりM1 MacBookAirがコスパ良すぎたんでしょうか。

ちなみにフル盛りにすると34万8,800円なので、MacBookProも視野に入る価格帯ですね。

発売時期

この新しいMacBookAirについては、発売は7月になるとの事です。
やはり新製品発表会ではないので、発表直後に予約開始という形ではなく、予約開始までは少し時間があるようです。
ここ最近は、開始直後に予約しないと納期が数か月後なんてこともよくある話なので、少し検討の時間があるので、皆さんじっくり考えていただければと思います。

新しいmacOS Ventura

新しいMacBookAirに合わせてリリースされる新しいOS「macOS Ventura」
いろいろとアップデートされるようですが、僕が気になった機能をいくつかご紹介します。

Stage Manager

ステージマネージャはデスクトップ上にいくつものグループを作ってまとめて置ける機能。

タスクごとや似たようなアプリを、デスクトップ上に配置しておくことで、タスクを素早く切り替えたりすることが出来ます。
しかもグループがデスクトップ上に可視化されているので、切替も簡単に出来るようになります。

僕はMacを使う時は仮想デスクトップを使ってアプリを使い分けたりしているので、それが一つのデスクトップでも使えるようになるといった感じでしょうか。

この機能、実はiPadOSにも実装されるようで、そちらは大きなメリットがありそうです。

連携カメラ

この連携カメラという機能は、iPhoneをMacの外部カメラとして使える機能になります。
昨年くらいからのモデルには、ようやくフルHDの内蔵カメラが搭載されるようになってきましたが、少し前のモデルだとまだまだカメラ性能としては弱いところがあります。

そんなMacのカメラ機能をiPhoneを使って補完する機能がこの連携カメラになります。
iPhoneを近づけるだけで自動的にワイヤレスでカメラとして使えるようです。

しかもiPhoneの高機能なカメラを使えるので、センターフレームであったりしネマティックモードも使えて、新しいMacでも十分恩恵がありそうです。

あと広角カメラを使った俯瞰撮影が出来るデスクビューという機能。
これもまた便利な使い方が出来そうです。

恐らく広角で撮影した映像を補正してあたかも俯瞰撮影したようなアングルに見せる機能だと思うのですが、どれほど使える機能なのか非常に楽しみです。

リリース時期

新OS「macOS Ventura」がリリースされるのは、今年の7月ごろになります。
新しいMacBookAirの発売に合わせてリリースされるんじゃないかと思います。

僕のMacBookProにとっても初めてのメジャーアップデートなので、これはこれでめっちゃ楽しみです。

買う?買わない?

最後に僕が今回、新しいMacBookAirを買うのかどうかといったところですが。

これだけ注目のアップデートがされたMacBookAirですが、とりあえず僕はステイです。
理由はもちろんこのM1proのMacBookProを購入したばかりだからです。

もし今このMacBookProを購入しようか迷ってるタイミングなら、間違いなく選択肢に入ってきますが、仮にサブ機にするとしたら少しオーバースペックですね。

まだ、ベンチマークやレビューが無いので何とも言えないですが、M1Proに限りなく近いスペックであるような気はしています。

ただ同じくらいの性能であれば、軽くて薄いのは魅力的だなぁと感じています。

新しいmacOSもリリースされるので、そちらを楽しみに待とうと思います。

まとめ

今回はWWDCで発表されたM2 MacBookAirをフューチャーしてお話してきましたが、他にもiPadOSでも大きなアップデートがあったり、新macOSやiOSの発表もあったので、これからリリースまで楽しみです。

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