初心者のためのカメラ講座「カメラの選び方」

  • 2021年2月10日
  • 2021年2月11日
  • camera

こんにちは、furcheです。

皆さんはカメラ使ってますか?

最近はスマホカメラの性能がどんどん上がってきて、カメラ市場を脅かしてるみたいですね。

それでも、これからカメラで写真を撮りたいって方にむけて、僕なりのカメラ講座をシリーズでやっていきたいと思います。

あくまでも僕の経験と意見ですが、少しでもヒントに慣れば良いと思います。

1.カメラを使う目的

ここに足を運んでくれた方は、おそらくプロやハイアマチュアではなく、カメラ初心者の方が多いかなと思います。

まずは何を撮りたいのか?

  • 子供を撮りたい
  • 風景を撮りたい
  • スナップを撮りたい

これから始める方の目的としては、こんな感じでしょうか。

いずれにしても、コンパクトでいつでも持ち出せるのが良いと思います。

2.センサーサイズ

まずはセンサーサイズ。
ここは悩む人多いんじゃないでしょうか。

フルサイズとかAPS-Cとか、聞いたことはあるけど難しいですよね。

フルサイズAPS-Cマイクロフォーサーズ1型1/2.3型
センサーサイズ36.0×24.023.6×15.617.3×13.013.2×8.85.9×4.4

ざっくり主なセンサーを並べました。
1番小さい1/2.3型センサーは普通のコンデジに付いてるセンサーです。
最近ではハイエンドのスマホの方がもう少し大きいセンサー付いてる場合もありますね。

センサーサイズが全てではないですが、スマホの写真で満足できない人はなるべく大きいセンサーを選ぶ良いかも。

センサーサイズによるメリット

センサーサイズが大きいメリットはこんな感じ。

  • センサーに多く光を取り込める
  • 白飛び、黒潰れしにくい
  • 背景を大きくボカすことができる

カメラはセンサーに入ってくる光を記録して写真にしてて、センサーの面積が大きければ、それだけ多くの光を取り込めます。

それって薄暗いところや少しの光しかないところでも、センサーに入ってくる光があれば撮影が出来るってこと。

フルサイズが暗所撮影に強いって言われるのは、この原理です。

白飛びは明る過ぎるところが真っ白になることで、黒潰れは暗いところが真っ黒になること。
センサーが大きい方が、白飛び黒潰れしにくくちゃんと絵が残ります。

背景のボカシは、センサーよりもレンズの方が大きく影響します。
明確に背景をボカしたければ、明るいレンズか望遠レンズをオススメします。

※レンズの話は、また次の機会で。

大きいセンサーによるデメリット

逆にデメリットもあります。

  • ボディサイズが大きくなる
  • レンズが大きくなる
  • 高価になる

センサーが大きくなるということは、その分カメラ自体も大きくなるし、伴ってレンズも大きくなります。

もちろんお値段も…。


上にあげたようなメリットが生きるのは、結構過酷な撮影環境だと思います。

暗所だとか明暗が共存してるとか。

正直な話、そういった環境でなければフルサイズカメラみたいな大きなセンサーを使わなくてもキレイに写ります。

iPhoneとかも十分キレイですからね。

ちょっと光量の少ない室内スポーツを撮るとか、太陽も入れた風景写真を撮りたいってことであれば、フルサイズセンサーのカメラをオススメします。

3.一眼レフとミラーレス

最近よくミラーレスカメラって言葉をよく耳にしますよね。
今のトレンドは間違いなくミラーレスカメラです。

それでは一眼レフカメラとミラーレスカメラの違いとは何でしょう。

一番大きいカメラの構造上の違いとしてはミラーが有るか無いか。
一眼レフカメラはレンズを通してカメラの中に取り込んだ光を、センサーに届く前にミラーで反射させてファインダー(光学ビューファインダー)に表示します。
変わってミラーレスカメラは直接センサーに光を取り込んでデジタル化した映像をファインダー(電子ビューファインダー)に表示します。

なので構造上、簡易化されているミラーレスはコンパクトにすることが出来ます。

ただ、光をデジタル化して視認するため若干実像とラグが生じます。
これがずっとレフカメラを使ってた人には慣れなかったりしますね。

また、そのラグがAF速度にも影響するので、被写体が激しく動くスポーツ撮影などはなかなか難しい。
そもそもスポーツ撮影は、それ以上に競技の特性とかの理解も必要になります。

ファインダーやAF性能も良くなってきているので、失敗が出来ないプロの方じゃなければミラーレスカメラも全然アリです。
メーカーの開発ウェイトも随分ミラーレスにシフトしているのも事実ですしね。

4.レンズ交換式か一体式か

最後にレンズ交換式かレンズ一体式か。

多くの人は一眼カメラっていうとレンズ交換式を想像すると思います。

デジタルカメラにはレンズ交換式とレンズ一体式があります。
レンズ交換式は場面に応じて、最適な焦点距離のレンズを使うことが出来ます。
その分マウント機構などでシステム全体が大きくなるけど、ミラーレスになって随分コンパクトにはなりましたね。

レンズ一体式の場合、マウント機構がいらないため、その分コンパクトです。

将来、いろんなレンズを使いたいって人はレンズ交換式を選んでおいたほうが良いですね。

たとえばスナップはスマホで、望遠だけ欲しいって人はレンズ一体式の高倍率ズームにするのもアリだと思います。

いずれにしても一本のレンズで、すべての画角、かつ明るさを満足するのは不可能なので、自分の必要な画角をある程度理解して選ぶことが重要です。

5.furche的オススメカメラ

これまでの内容を含めて、僕のオススメカメラをいくつかご紹介します。
なるべく小さくコンパクトなカメラをチョイスしました。

Nikon Z50

NikonのAPS-Cサイズのミラーレスカメラです。

Zマウントレンズは、Fマウントに変わるNikonの新しいシステムです。

APS-C用のレンズはまだまだ少ないですが、ダブルズームキットであれば標準画角からズームまでカバーできます。

Sony α7C

Sonyのフルサイズミラーレスカメラ。
レンズ交換式のフルサイズカメラとしては、最小クラス。

ミラーレスカメラとしての歴史が長いSonyはレンズラインナップも豊富。

サードパーティレンズが多いのも魅力ですね。

Canon PowerShot SX70 HS

Canonのレンズ一体式高倍率ズームカメラです。

センサーサイズは小さいですが、望遠の倍率は65倍。

とにかくズームが欲しい人は選択肢に入れるのもアリですね。

高倍率ズームについて書いた記事はこちら↓↓

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まとめ

今回はデジタルカメラの基本中の基本をまとめました。

僕自身、カメラをちゃんと教わったことがないので全てが正解ではないですが、ぜひ参考にしてみて下さい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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